専門医が答える小児歯科Q&A
小児歯科 よくあるQ&A
わが子がはじめて歯医者さんへ通う――何だか心配ですよね。ここでは、当院に寄せられる「よくある質問」をQ&A形式にしました。パパ・ママのお悩み解消に、少しでもお役に立てれば幸いです。
| 虫歯ってどうやってできるの? |
| 虫歯の原因であるミュータンス菌は、プラーク(歯垢)をつくり、糖分を栄養にして増殖します。やがて酸を出して、歯のエナメル質を溶かしていき、歯に穴があくのです。普段からお口の中に糖分を残さないように気を付けましょう。 |
| けがなどで歯が抜けたときの応急処置は? |
| まず流水で軽くうがいをします。そして、患部を乾燥させないようにしながら、一刻も早く歯医者さんへ向かってください。時間の経過とともに、治療の成功率が下がります。30分以内に移動することが望ましいでしょう。抜けた歯は、元の位置に戻すか、ぬれたガーゼに包んで頬と歯ぐきの間に挟んだまま移動しましょう。 |
| キシリトールって歯に良いの? |
| ミュータンス菌は、キシリトールを取り込みます。でも、菌の栄養にはならないので、増殖することも、酸を出すこともできません。逆にキシリトールは、ミュータンス菌の働きを抑制する性質を持っています。さらにキシリトールガムは、唾液中のpHを上昇させる効果もあり、虫歯予防に役立ちます。砂糖を含むキシリトールガムも市販されていますので、よく成分を確かめてくださいね。 |
| フッ素って体に悪くないの? |
| フッ素は、骨などを構成する自然元素のひとつで、食品にもわずかに含まれています。フッ素塗布に用いるフッ素の量は微量ですから、人体への有害性はないといわれています。安心して虫歯予防にお役立てください。 |
| まだ乳歯があるのに永久歯が生えてきちゃった。どうしたら良いの? |
| A.6歳前後になると、乳歯はぐらつき、自然に生え変わります。もし、先に永久歯が生えたとしても、乳歯がぐらついていれば自然に抜けることがほとんどですよ。その乳歯がまったく抜ける様子がないようでしたら、抜歯が必要かもしれません。なるべく早くご相談ください。 |
| 永久歯が生えたのですが、ぐらついています。大丈夫ですか? |
| 生えたての永久歯は、歯根がしっかり根付いていません。ぐらつくこともありますが、次第に固定されるはずです。気になるようなら、きちんと歯医者さんに診てもらったほうが良いでしょう。 |
| 虫歯ってうつるんですか? |
| はい、虫歯はうつる病気なんです。大人の口の中には虫歯の原因菌が潜んでいます。ママの箸やスプーンで食事を与えることによって、虫歯がうつることはよく知られています。お子様専用の食器を使ってくださいね。 |
| どうせ永久歯が生えてくるんだし、乳歯が少しくらい虫歯でも大丈夫? |
| 乳歯が虫歯にかかったままだと、生えてくる永久歯も影響を受けて虫歯になりやすくなります。乳歯の虫歯は進行が早いので、抜歯する場合もあります。あまり早い段階で乳歯がなくなると、生えてくる永久歯の歯ならびが悪くなることが多いのです。乳歯も大切にしてくださいね。 |


